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TeNQ行ったけれども料金ほどの価値はなかった

TeNQ行くなら国立科学博物館のシアター36○の方が没入感が高いから楽しい

昨日、特に意味もなく友人とシアター36○へ言って、あまりの完成度の高さに感動して4KオーバーのTeNQだったら更に素晴らしい体験が得られるに違いないという期待で1500円も払って見に行ったのだが料金ほどの価値はないとの知見を得たので、今後同じような犠牲者を出さないためにここに記す。この知見は友人も同じであった。個人的な評価では、国立科学博物館の620円と比較すると500円以下が妥当なのではないだろうか。

展示の詳細については、適当に検索を行えば出てくることからここでは詳細を省く。以下では個人的に残念だった点について挙げていく。

シアター宙のプロジェクターのキャリブレーションが糞

1つの星が2つに見える。本当にこれに尽きる。

シアター宙では広い範囲に映像を表示するために12個のプロジェクターを利用して画像の表示を行っている。問題はこのプロジェクターの位置合わせが完璧でなく、複数のプロジェクターの投影範囲が重なる部分で1つの星が複数に見えることだ。これによって映像の非現実感を生み出している。一般人の気分も一気に萎えること間違い無し。

国立科学博物館のシアター36○ではズレに気づかなかったし、見つけられなかったぞ。

シアター宙で放映される映像がシアター宙の特性を活かせていない映像が多い

私にはコンテンツ制作能力が無いが、あの映像はない。ありえない。何故あんな糞を生み出してしまったのだ。

シアター宙は、円形の一段凹んだ場所に映像を投影しているので、上から見下ろす形で映像を見ることになる。また、360度様々な方向から閲覧されることになるので特定の方向から見ることを前提をした映像を流すべきでない。しかしながら、これを見事に破る映像を半分程度の時間流している。

特に多かったのは、地球上で人間の通常の視点で微速度撮影を行った映像である。つまり、地面と空が見える映像を流すのだ。これでは空側から眺めている人がポカンとなるのだろう。もっと積極的にスクリーンが穴ということを活かした画像制作を行わないと、あのようなスクリーン配置にした意味がなくなる

シアター宙のスクリーンが近い

地球が平べったい楕円に見える!!!!

映画館のスクリーンに地球を投影して下の方から眺めたらどのように見えるだろうか。そうなんだ、スクリーンが近すぎるんだ。もっと穴を深くするか、見る視点を高くする工夫が必要なんだ……。しかし、これは今回の閲覧システムではこの問題を解決するのは困難かもしれず、仕方ない部分もありそう。

他に思い思い出したら追記します